こんにちは。
前回「採用のミスマッチ」について書きましたが、「ミスマッチを防ぐその答えは!?」という含みを持たせて記事が終わりました。
今日はその「答え」をお話しします。
それは「どれだけ自社のことを客観的に理解しているか」ということです。
え?それはどういう意味?と思われるかもしれませんが、私が見て来た採用のミスマッチを課題にしているクライアントさんのほとんどが、そのことが原因だったことが分かりました。
人というのは不思議なもので、入社する前までは、その会社のことをとことん調べて理解を深めることに努力を重ねます。
ところが入社すると、日々の業務に追われたり、その会社にいることに慣れてきてしまい、自分の会社のことを深く理解しようとしなくなります。
そして、いつの間にか自分の会社の魅力を忘れてしまうのです。
「自分のことが好きになれないのに、人のことを好きになれるのか」
という哲学的な言葉がありますが、まずは自社のことを客観的に見つめ直し、自社の魅力を再発見すること、それが採用のミスマッチを防ぐのに有効な一つの手段です。
いま盛んに行われていることに「企業のブランディング」というマーケティング戦略があります。
これはまさに「自社を見つめ直し、魅力を引き出す」ことで、自社の価値を内外ともに高めることです。
この企業のブランディングを行うことは、採用プロジェクトを推進することにも繋がっていきます。